知っておきたいExcelの使い方(初心者向け)
Excelとは何かご存知ですか?
Excelとは、Microsoft社が開発した「表計算ソフト」のことです。
事務職ではデータ入力の際、Excelを使用することが多いですよね。
企業の求人で必須なパソコンスキルの一つに「Excelが使用できる」が項目になっているのをよく見かけます。
そのくらい利用することの多いソフトです。
Excelには便利な機能があり、数式や関数を使えば、仕事の効率アップにつながります。
そこで私が普段利用している数式・関数をまとめてみました。
セルについて
Excelは1ページがマス目状になっています。この1マスを「セル」といいます。
この1マスに文字や数字の入力ができるわけです。
ちなみに、セルの位置は横のアルファベットと縦の数字の組み合わせで表現します。
例えば、上記のセルの位置は「C4」となります。
数式について
セルの中に数式を入力することで計算をすることができます。
例えば上記のような在庫があったとして、ボールペンとシャーペンの合計数を計算する場合は・・・
①セルの中に等号(=)入力します。
②B2(ボールペンの個数)+B3(シャーペンの個数)を入力
③enterボタンを押すと合計数が表示されます。
また、数式には下記のようなものがあります。
算術演算子
算術演算子 |
意味 |
使用例 |
+ (正符号) |
加算 |
= 3 + 3 |
- (負符号) |
減算 |
= 3 – 3 |
* (アスタリスク) |
乗算 |
= 3 * 3 |
/ (スラッシュ) |
除算 |
= 3/3 |
比較演算子
比較演算子 |
意味 |
使用例 |
= (等号) |
等しい |
= A1 = B1 |
> (大なり記号) |
より大きい |
= A1>B1 |
< (小なり記号) |
より小さい |
= A1<B1 |
>= (より大か等しい記号) |
以上 |
= A1>= B1 |
<= (より小か等しい記号) |
以下 |
= A1<= B1 |
<> (不等号) |
等しくない |
= A1<>B1 |
関数について
一つ一つ演算式を入力しなくても、自動で計算できる機能があります。
①タブの「数式」、「関数の挿入」
②計算したい条件の関数を探す
関数にはいくつも種類がありますが、その中でもよく使う機能を紹介します。
SUM
合計値を出すことができます。
AVERAGE
数値の平均値を出します。
COUNT
数値の数を数えます。
MAX、MIN
MAXは最大値、MINは最小値を表示します。
MAX
MIN
※また、これらはよく利用する関数のため、「オートSUM」タブで選択することができます。
以上、皆さんのお役に立てれば幸いです。